入院4日目(手術日)
手術日の朝を迎えました。
といっても私は午後に日程が組まれていたのでまだ緊張感がありません・・・
今日から食事なし。
朝一で浣腸をしました。
「もう無理ー」って思っていた時に看護師さんが「あと半分です」といい、
まじ???って思いました・・・
終わって「そのままトイレに入って待機してください、できれば5分くらい待ってからがいいです」
とのことで、しばし我慢し、放出しました・・・ふぅ。
手術3時間前から絶飲です。
ここで点滴開始です。点滴の針はめっちゃ太くて痛かったです。
午後になり、夫と両親も到着。
付き添いは夫だけで。と思っていたのですが、来たいといったので・・・。
部屋を出る時間は指定されており、その時間には病室に戻りましたがそれまではロビーで家族といました。
その時、午前の手術の方がストレッチャーに運ばれてきました。
酸素マスクして、麻酔のせいで意識も薄い。
家族にはこんな感じで運ばれてくるというのが事前に分かってもらえてよかったかな。
手術室までは歩いていきます。
ドラマで見る手術室の光景といったら、廊下からすぐに手術室が1つあってその前で家族が待機している。
しかしさすが大学病院。
手術室の前で家族に見送られ、そこから先は看護師さんと入っていく。
中に入ると手術室が20室以上!!!
「○○さんは△番の部屋になります」といわれ奥に進んでいく。
手術室の中に入る。
不妊治療の採卵・移植で手術室の部屋の雰囲気には多少慣れているものの?
心電図や血圧計などの機械がたくさんあって少しびびる。
まずは背中に麻酔を打ち、カテーテルを入れる。
この麻酔がかなり痛かったです!!!
でも麻酔科の先生が「手術で一番痛いのはこれだと思います。これを乗り切ったら何も痛みはありませんからね」と言ってくださいました。
酸素マスクをつけられ、「眠くなる薬が流れますからね」をいわれ、いよいよか~と目を閉じる。
しかし、一向に眠くならないので、まさか麻酔が効かずにこのまま始まっちゃったらどうなる??なんて思い(まずないですけどね)目を開ける。
研修医の方が「麻酔が効くまで手を握りますね」と手を握ってくださいました。
そして麻酔科の先生が「流しますね~」と言って点滴を指している左腕の血管に冷たいものが流れたと同時に眠りにつきました。
(麻酔は口からだと思いますが)
+++++++++++++++++++++++++++++++++
ふと、「ん??意識があれ??」という感じになり、「手術終わったんだ」と気づきました。
ゆっくり目を開けると病室ではなく、まだ手術室でした。ちょっとビックリ。
と同時に吐き気に襲われました!!!
「吐き気がある?」と聞かれたので、縦に頷き、顔を横に向けられて容器が置かれました。
胃が空っぽだから何も出ませんが吐き気がすごい。
「吐き気止めを投与します」という声が聞こえて、一気に吐き気がおさまりました。
その後、ストレッチャーに移されて、「左へ曲がります」とか「エレベーターに乗ります」とか聞こえて、家族のいるロビーへ着いたよう。
「左側に家族がいます」という声も聞こえたけど、目を開ける気力はなく・・・
病室へ移されて、整えられ、家族が入ってきました。
「何時?」と聞きました。
夫は「20時」といい、「もう遅いから帰って大丈夫だよ」と。
手術は予定では6~8時間と言われていたので、まぁ予定どおりでしょうか。
夜は看護師さんが定期的に来てくださり、血圧を測ったりしてくれました。
酸素マスクはしたままですが、とにかく痰が出る。これがきつかったな。
点滴の機械がピピピと鳴ったり、手術当日の夜はほぼ寝られずでした。
手術日終了。